みなさんこんにちは!
お久しぶりの旅記事になりましたAOI(@shumemories)です。
以前よりブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私には国際遠距離恋愛中のアメリカ人パートナーがいます。
今日は似たような境遇の方に「京都に来たらぜひオススメしたい」
精進料理のお店、京都で湯豆腐と言えば「奥丹」ということでレポートしますね!
日本の食文化を知るには外せない”精進料理”、一度は外国人のダーリンにも経験してほしいもの。
数日前に、京都で歴史のある湯豆腐屋さん、奥丹へ行ってきたので魅力をお届けします。
精進料理とは
精進料理とは、肉・魚・卵を使用せず、野菜や海藻、穀類などを材料とする料理のこと。
野菜の中でもニラやニンニクなど匂いの強いものであったり、香辛料などは使用しません。
一般的には法事を行う際に食べます。
精進料理は、もともと曹洞宗を開いた道元が中国から日本に伝えたもの。
精進料理の「精進」とは仏教の用語で、「仏道修行に励むこと」を言うのです。
精進料理をていねいに作り、仏様に供えていただくことは、いのちの尊さを知るための修行をすることともいえます。
一般的に精進料理は、お通夜や葬儀、法事などのほかお彼岸やお盆の際にも供えられ、ふるまわれます。
つまり、日本の食文化を代表すると言っても過言ではないお料理。
とくに私の彼のようなアメリカ人からすると物足りないことでしょう。

しかし仏教の教えを知ってもらうには良い機会かもしれません
【370年の歴史】京都の最古の湯豆腐店・奥丹
今回は奥丹、総本家の清水店に行ってきました。
店舗情報・マップ
場所は二年坂と三年坂の真ん中(ちょうどぶつかる所)にあります。
<店舗名>
奥丹 清水店 (そうほんけゆどうふ おくたん)
<ジャンル>
精進料理・豆腐料理・湯葉料理
<交通手段>
祇園四条駅1出口から徒歩約15分
清水五条駅5出口から徒歩約20分
河原町(京都府)駅1B出口から徒歩約20分
<営業時間>
[月~金] 11:00~16:30(L.O.16:00)
[土・日・祝] 11:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:木曜
<ホームページ>
※予約可なので予約時に「2階の景観の良い個室希望」とお伝えすることをオススメします。
二年坂を登ってすぐ左に曲がるとお店が見えます。
三年坂から見たお店の位置です。
とっても有名なお店なので休日は列ができていることもあるので予約必須!
お店の雰囲気
中の入り口で受付を済ませると、アテンドの方がお出迎え。
笑顔が素敵でとっても気さくな方でした!
中庭も日本の風情があって素敵でした。
ダーリンもきっと感動すること間違いなしですね!
予約をすると二階の静かな個室に通されました。
紅葉の時期は窓からもみじが見えて、景色を楽しみながらお食事できます。
机も広く、ゆっくり寛ぐことができる空間です。
メニューは2コースから選べる
・3,000円コース
・4,000円コース
の2種類から選べるのですが、違いとしては「固い豆腐(4,000円)となめらかな豆腐(3,000円)」で、コースについているお品は同じものです。
①前菜:胡麻豆腐と、とろろ汁
胡麻豆腐は独特な味で、胡麻油のほのかな香りと和の味が融合したような食べやすいお味でした!とろろ汁は最後、ご飯と一緒にかけて食べます。
②田楽
これがめっちゃ美味しいんです。
ゆずの味付けなのでサッパリしていて、食べやすかったです。
③湯豆腐
精進料理は量が少ないイメージですが、豆腐だけでも充分にお腹が膨れます。
私は3,000円コースのなめらかな豆腐を食べましたが大正解!
醤油ダシに付けて食べます。
④精進天ぷら
ご飯の前に精進天ぷらもついています!
パリっとした葉物に天つゆをつけていただきます。
⑤ご飯・おつけもの
しば漬けがこれまで食べてきた中で一番おいしいと感じるお漬物でした。
京の雰囲気を味わえる街中
二年坂と三年坂のど真ん中にあるので、食後も観光を楽しむことができます。
近くには「京町屋を改装したスタバ二年坂店」もあるのでお茶できますしね!
街中にあるわりには、店内はすごく静かで、プライベートの時間をじっくり味わうことができますし、精進料理という食文化体験と、京の雰囲気を体感できる一石二鳥プランです。
国際恋愛にはお互いの文化理解が大切
国際恋愛や結婚において、お互いの国の文化理解はとっても大切になってきます。
お互いが相手の国の文化をリスペクトするからこそ、より良い関係が築けますし、その中でも「食」はなくてなならない大切な文化なんですね。
英語のフレーズで
『We are what we eat』
というフレーズがあるのですが、直訳すると
『私たちは食べるものでできている』
と言う意味。
つまり”食”は私たちを作っている大切な要素なので、その文化を共有することは共に人生を歩んでいくなかで欠かせないんですね。
以上で、今回は京都にある老舗の湯豆腐、奥丹のレポートでした。
ぜひダーリンを連れて、食文化体験を楽しんでくださいね。
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