アイキャッチ(画像)で釣ってみました(笑)
イメージはズボラ主婦です!さてみなさんいかがお過ごしでしょうか?
わたくしAOI(@shumemories)は日々「今日は何書こうかな~」と日常をコンテンツ化できるようにネタ探しをしている次第です!訳:めっちゃ元気です。
今日の記事では、主婦(夫)さんからすればかなり優れた制度、アリモニー「扶養手当」についてご紹介したいと思います!
結論から言うとアメリカでは離婚後、養育費とは別で扶養費という名目で収入が高い方が元配偶者に毎月一定額、生活費を支払うという制度があるんです。
その制度のことを「アリモニー」と呼び、つまり育児や家事で一時的に仕事を離れ家庭に入っていた経済力のない主婦(夫)を離婚後もサポートする、というもの。
日本では養育費すら踏み倒す男性が多く、シングルマザーの貧困化が問題視されていますが、アメリカは裁判大国!支払いを怠ろうものなら即座に法で罰せられてしまうんです。

では詳しくみていきましょう
アリモニーとは?
アリモニーとは、夫婦の一方がもう一方に離婚後、生活を支えるために支払われる費用のこと。
日本にはないシステムですが、所得の低い元配偶者が離婚後も同じ生活水準を保てるように支払われるもので、子供の養育費とは別で考えます。
結婚前は働いていたけれど、結婚を機に専業主婦(夫)になったという人が離婚後、自立して生きていけるまでの期間を支える仕組みです。
※アリモニーはどちらかの配偶者あるいは双方が離婚の時にリクエストすることができます。

日本では離婚後の生活が不安だから経済的に別れることはできない、という女性が多いようなので日本にも取り入れて欲しい。
いつまで、いくらもらえるの?
この気になる「いつまで?いくらもらえるの?」
ですが、人によりけりで収入や婚姻期間によって全て異なるため、一概にいくらと言うことはできませんが、婚姻期間が長ければ受取り期間も長くなるのです。
例えば20年以上婚姻関係にあれば半永久的にもらえる可能性が高く、10年未満の場合はだいたい婚姻期間の60%ほどの期間、受け取れるようです。
またアメリカは州によって法律が異なるので、あくまでも目安ですが、万が一離婚せざる負えなくなった場合には弁護士を雇って手続きを進めることになります。

例としてマサチューセッツの法律に沿った内容をまとめて下さっている記事をご紹介しておきますね!参考文献
つまり家事や育児はボランティアではない
日本ではまだ女性の社会進出も世界基準で見ると非常に遅れており、未だに男尊女卑の文化が根付いています。
サラリーマンの長時間労働に時間外残業などを含めると、とてもじゃないけれど家事や育児を担う余裕がない中、どうしても主に女性がパートタイムや一時的な専業主婦になる。
家庭を持つためには時と場合によって経済力を捨てなければいけない人が多いのが現状なのに、いざ離婚となると家事や育児は評価されず、職についていなかったブランクにぶつかります。
しかし、アメリカでは家事や育児も立派な「労働」と考えられているのでこのような制度が一般的で離婚時に裁判で可決されれば経済力のない方はサポートを受けることができるんです。
家庭は協力なしに成り立ちませんよね。
片方が家のこと、子育てを中心に担ってくれているから、もう片方は安心して仕事に打ち込めるわけですから当然の権利だと思うのです。
浮気や不倫、DVをされたとしても払うケースも
さて、ここで主に男性に悲報です。
例えばパートナーが専業主婦で、自分が仕事を一生懸命がんばっていた間に他の男性と不倫をしたとします。
「もうやってらんねー!離婚だ離婚!」
ってなった場合にも専業主婦の元配偶者に支払わなければいけないんです。
アメリカでは浮気や不倫をしても慰謝料は発生しませんから、サレ夫な上、生活費のサポートまで強いられるという地獄のケースもあるそうなんですよね!ひどい話です。
もちろん男性が専業主夫で同じく不倫や浮気、もしくはDVをしたとしましょう。
「あなたとはもう、やっていけないわ」
と離婚を決断しても、経済力のない元夫の生活費を一定期間中に払わなければいけません。
アメリカは男女平等社会ですから、女性の方が経済力があるというパターンも珍しくなく、サレ妻の末路として例があるとのことなので結婚する相手はしっかり選ばなければいけません。
10年以上、婚姻関係が続けば財産は折半(おまけ)
結婚10年経過した夫婦の場合、財産折半(借金も)になります。
逆に言えば 結婚10年未満の場合は折半にならないということ!
アメリカはNON-FAULTなので離婚時に慰謝料は発生しませんし、これは結婚生活が何年であっても関係ありません。
※NON-FAULT:〈離婚が〉当事者双方に有責事由のない
日本人妻とアメリカ白人夫との5年以内離婚率はアメリカ本土では80%。
つまり結婚10年に達していないケースがほとんどなんです。
奥さんがアメリカで専業主婦、学歴なしの場合、離婚理由に夫の非が原因としましょう。
奥さんはどうにかしてでも慰謝料を取りたい!とおもうはずですが、これも法律で決まっている以上請求できないのです、その代わりとしてアリモニー制度が存在するんですね。
以上:解決策は良いパートナーシップを育むこと
結局のところ、離婚はどちらにとっても経済的ダメージが大きいということ。
精神的にも苦労しますし、よほど円満離婚でない限り、お互いの人生に穴を空けてしまう事になりかねないので、仲良しにこしたことはないです。
私自身、来年からアメリカで新しい生活がスタートしますが、相手を尊重し、思いやりを持っていつまでも接することを心に留めて向き合っていきたい。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、「異文化体験:アメリカ人ダーリンと行きたい湯豆腐”奥丹”」という記事を書こうと思うのでよろしくお願いしますね。
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