みなさんこんにちは、アメリカ人パートナーと国際遠距離中のAOIです。
20代前半からこれまでの間に、いくつかの国際恋愛をしてきたのですが、今になって「20代前半ではハードルが高すぎるよ・・・国際恋愛は難しい」と思う理由を述べていこうかと思います。

素敵な国際恋愛がしたい!だけど何事も練習あるのみなんよね。
若いころって純粋に”運命の出会い”とか、”赤い糸”とか信じちゃうからその人しか見えなくなるけれど何度も言うように恋愛にも練習が必要。
ましてや初めての国際恋愛は分からないことだらけ、頼りになるのはネット先生だけ!
文化が違う中で、カップルとしての関係性を築いていくのは本当に労力がいります。

だけどこれまでの辛い経験や、知識があるからこそ今のパートナーとは喧嘩をせずに上手く関係を築けているとも言えるのです。
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”国際遠距離恋愛”問題
Photo by Patrick Tomasso on Unsplash
何度かこのブログでは言っているのですが、国際恋愛は高確率で国際遠距離恋愛になります。
時差があるでしょうし、なかなか会えないし、すれ違うし・・・。
いつでも会えるカップルと比べてもはるかにリスクがある関係ですし、非常に難しいのは目に見えて分かりますよね!
その中でも特にこれから説明する以下の2つは死活問題であり、大きなハードルになります。

「お金」と「時間」はとくに20代前半にとっては大きな壁。
生活のすれ違い(時間)
大学では学校とアルバイトと就活に追われるので、国際遠距離恋愛はほぼ無理!
3年になると企業から内定をもらう為に、人生の全てを捧げないといけないシステムなので、仮に外国人の彼がいたとしてもその時点で人生設計を考えなきゃいけない。
または大学を卒業してから、社会人1年目、正直に言ってかなり忙しい。
生活に慣れるところから始まり、四六時中、頭の中では仕事を考える人も多いと思います。
控えめに言って地獄(笑)
キラキラ社会人1年生と大好きな彼との遠距離を両立させるには1日24時間じゃ足りない。
なので連絡が取れなくなったり、2人の生活にすれ違いが生じては破局に繋がることも。
私の場合、23歳~25歳まで学生をしていて、ある程度時間に余裕があった時期もあるのでそれほど影響はなかったけれど、それでも学校とアルバイトで忙しい中、両立できず前の彼とは破局。
今のパートナーはこれまた学生中に、しかも長期休暇中に出会ったので、お互いを知る為の時間や連絡を取る時間は確保できました。(転職活動の為、就活はしなかったので時間があった)
だけど、普通にエスカレーターで大学に行き、就活して新社会人をやってたらほぼ無理だと思う。

これが25歳過ぎてくると、結婚踏まえて生活スタイルを考えられるようになってくるんです不思議と。
お金問題
Photo by Alexander Mils on Unsplash
国にもよりますが、例えば私たちのように日本とアメリカで遠距離の場合、1回会うのに飛行機代が15万ほどです。
それに旅費や宿泊費を加えると軽く1回のデート期間で20万は超える計算になります。
これだと1年に2回会えれば良いほうで、数ヶ月に1回というペースは厳しいですよね。
双方の歳が近いと相手にもお金の余裕はないでしょうし、アルバイトしても飛行機代でお金が消えていく、そこまでして付き合うべきなのか?
と考える人も多く、金銭面的な苦痛からわだかまりができる、なんてことも考えられます。
いくら相手が負担してくれるって言っても毎回は悪いし・・・
これを学生なら就活貧乏なうえさらに負担になるし、社会人1、2年目で一人暮らしならなおさらキツい!というのが現状です。

私の場合、アメリカに渡米する準備としてお金を貯めるために実家にお世話になっています。そうでもしないと貯金はできない(渡米費)

あと今年の夏に彼が日本に来るのと、冬に私が行くのでそのための旅費を貯めるために、生活費は母に協力してもらっています。
文化の違いに慣れない
Photo by Siavash Ghanbari on Unsplash
恋愛だけに関わらず、ありとあらゆることで文化の違いを感じます。
連絡の頻度(マメ)や、相手が自分に求めること、家族に対する価値観(ママっこ)などなど最初は驚くことばかりです。
特に付き合う手前の曖昧な関係なんて、日本ではほぼありえないので困惑。
「この関係はなんなの?」って喧嘩になることも日常茶飯事でしょうし慣れないとしんどいです。
文化の違いを知るには、とにかく多数の恋愛経験を積み、慣れるしかありません。
相手に変わってもらうことを期待する人は向いていないと思います。
なるべく20代前半で色々な人を見て、国による文化や価値観を知って学んでようやく20代後半で落ち着いた恋愛ができるように思います。
言語の壁
言語の壁ってそんなに大した話じゃないよ~って書いたんですけど・・・。
「最低限コミュニケーションが取れること」は前提のお話です。
学生時代に留学をしていたり、外国人の友達がいて苦手意識がない人はいいのですが、そうじゃなくて全く話せない!という人は一度海外へ出て言語に慣れるべきかと思います。
付き合うということは、例え若いとしてもそれなりに将来を考えるはずです。
そうなった時にまずはお互いの”共通言語”がないと、始まりませんよね?

個人的にオススメなのは、英語圏の人と付き合いたいなら、一度英語圏で生活をしてみることです(仕事含めて)!これは本当に大事です。

私は彼とマッチングアプリで知り合っていますが、彼が私を選んでくれた理由の一つに海外在住経験があります。結婚を視野に入れるにあたって、海外で住めるか?働けるか?が基準になるようです。
目標設定がしにくい
Photo by Valerie Elash on Unsplash
いわずもがな、20代前半という大切な時期は、進路やキャリア、友人付き合いに悩むとき。
結婚を考えるにはまだそれ以上に優先すべきことがあるしな~と悩む年代だと思います。
その中で国際恋愛を継続するということは、「どちらの国に住む」だとか「いつ頃結婚する」だとか人生を大きく左右する決断に迫られるわけです。
これが20代も後半に差し掛かってくると、わりと結婚に対する優先順位が高くなるので、例えば今のパートナーと将来結婚すること、海外に移住することに現実味が出てきます。

20代前半と後半では大きく人生の考え方が変わりました。
こんな人に向いている
じゃあ、いったいどんな人が国際恋愛に向いてるの?
とのことで、これまで出会ってきた外国人をパートナーに持つ友人や私の経験から、いくつか特徴を書き出してみたいと思います。
個人的な感想として、若いうちの国際恋愛は難しいと感じますが、上手くいっている人もいます。
その中には日本でのキャリアを捨てて海外に移住した人。
専業主婦やパートタイムで家庭に重きを置く人。
理解のあるパートナーを捕まえて、家庭と仕事を両立している人。
などさまざまなタイプがいますが、基本的な共通点はみな同じなので、覚えておきましょう。
時間に余裕がある人
「日本社会の常識」に囚われず、就活をせずにすぐにでも海外に行けるようなフットワークの軽さしかり、充分に連絡や会うことができる時間がある人です。
仕事と家の往復だけで、恋愛の優先順位が低い人は難しい気がします。
一緒に住んでいるなら話は別ですが、例えばお試しで二人でワーホリに行ってみる、とか。
結婚を視野に入れているから日本での仕事は派遣などで働き、会うために長期休暇が取れるとか。
日本でバリバリのキャリアを積んで、役職を狙っていて、だけど国際恋愛もしたい!
というのはなかなか難しいかな?と思います。
後は離れていても休みを合わせて、オンラインデートができたり、一緒に過ごすことができる。
これも時間に余裕がないとできません。
仕事とプライベートのバランスが取れていない人は考え直す機会かもしれませんね。
ポジティブな人
離れていること、文化の違いにおいて全てをネガティブに考えてしまう人は諦めましょう(笑)
国際恋愛は、お互いの違いを楽しんでなんぼ!です。
これを悲観的に受け取っていては先行きが不安になります。
自分一人では知ることができなかった世界を二人だからこそ知ることができる!なんて素晴らしいことなんだろう?と思えるか否かということですね。
デーティング期間なんて耐えられない!告白してくれないなんて嫌!
女友達にハグするの?え?ほっぺにキス?そんなの許せない~プンプン。
と言っているうちはかなり厳しい茨の道なので、数をこなして慣れていきましょう。
好奇心が旺盛な人
一人でも海外へ旅行に行ける、常に楽しもうとする姿勢がある。
このような好奇心は非常に重要です。
そもそも海外の文化を知りたい!だとか、海外に住んでみたい!
もしくは、外国人と英語を話したい!
という好奇心の延長上に、異文化交流があり、ご縁があれば恋愛関係に発展します。
一緒にいて楽しい人は国際恋愛に関わらず、どの場面でも求められますしね。
いつも受け身で相手に何かしてもらうことばかりを求める人は要注意です。
「率先して人生を楽しむ」というスタンスがより良い方向へ導いてくれます。
全てを受け入れられる
散々お伝えしてきましたが、最も重要なのは「相手を受け入れること」これに尽きます。
ちょっとおちゃめな部分や、相手が大切にしている価値観、宗教、人生の軸。
これらを「受け入れる」という器が小さいうちは正直辛いと思います。
それに合わせて大切なのが、「自分の意見もしっかり伝える」ということ。
不安要素は話し合って解決する努力も必要になってくるでしょう。
ただでさえ育った環境が違うので、あなたが本当に彼と人生を歩みたいと思うなら歩み寄る。
これができれば、喧嘩も減り、お互いが前向きに進んでいけると思います。
最後に、お伝えしたいこと
以上のことは、私が20代前半の頃に知っていれば、もっと上手な付き合い方ができたのに!
と思う内容です。
それでもやっぱり、この世界中の中で巡り合える確率、同じ人生を考える確率は奇跡。
だからこそ、私自身が過去の経験を糧にして今のパートナーと大切な時間を過ごしたい。
「怒り」でしか不満を伝えられなかった昔の自分に、今教えたいことを詰め込みました。
みなさんが素敵なパートナーと出会えますように。
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