みなさんこんにちは。
先日、アメリカ人の彼と「なぜ日本のカップルは”dead bedrooms“になるの?」という議論になったので、これはブログのテーマになりそう!と思い、書いているAOI(@shumemories)です。
dead bedroomsを直訳すると「亡くなったベッド」つまりはセックスレスのスラングなんです。
夜の営みがなくなったカップルのことをこのような隠語を使って表します。

それでは、アメリカ人と日本人の性に関する概念の違いを議論した内容や彼らの考え方から学べることを述べていこうかと思います。
性生活満足度ランキング最下位の日本
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TENGAが日本を含む世界18ヶ国に対し、性に関する意識調査を実施した際なんと日本はカップル間の性生活に満足をしていると答えたのは約41%と最下位になったのです。
また様々な調査において日本がMake loveの頻度で世界ワースト1位なのは有名な話ですよね。
原因として日本社会の構造が挙げられており、仕事が忙しくて疲れているということや、そもそも時間がなく年々セックスレスになるカップル(夫婦)が増えているのです。
しかし、長く付き合っていこうだとか、一緒に生活をしていこうと思うとお互いの”性”に関する価値観は避けて通れません。
日本ではセクシャルな話をすると変態扱いされたり引かれたりするのですが、欧米ではそのような大切なことを議論せず、お互いがモヤモヤするような状態はご法度です。
内に秘めたままだと、良い関係性作りに消極的な印象を与えてしまうので注意が必要です。
性に対してオープンな国アメリカ
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アメリカは言わずもがなMake love大国です。死ぬまで現役!という人が多い中、男性も女性も非常にオープンで積極的に”性”に対して様々なアクションを起こします。
例えば、女性は身体をはっきり見せるようなラインが出るストレッチタイプの服装や胸を強調するようなドレスアップをします。
男性もジムで身体を鍛えて、ムキムキなマッチョタイプが性的にも魅力がある人とみなされます。
セックスレスになったらもう夫婦として機能しないので迷わず離婚をするのが当たり前ですし、性生活をとても優先度高く考えるので、時には夫婦でカウンセリングに通うこともあります。
そうならない為にも、あらゆる工夫をしてdead bedroomsにならないよう努力するのです。
Make loveは大切なコミュニケーション
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欧米ではMake loveを大切なコミュニケーションの一環と捉えている為、会話やスキンシップに重点を置きます。ですのでカップル間でなくてはならない時間なのです。
相手の鼓動を肌身を通して感じるのも一つのコミュニケーション。
普段できないような会話をして、指先や足先まで触れあって、心と心で通じ合うことを目的としているため、とくに夫婦の関係性を一番に考える欧米では恥ずかしいことではなく、一人の大人として向き合うこと、と認識されています。
なんでも話し合う文化が円満のコツ
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欧米人は議論が大好きです。
例えば夜の営みについて、お互いが納得のいくまで話し合います。
「何か不満はある?」から始まって
「回数」や「シチュエーション」、「もっとこうしてほしい」といったことをざっくばらんに議論するのです。
そうすることでお互いの理想を理解し合い、より有意義な時間を過ごすことができるからです。
これを日本人同士だとやはり”恥ずかしい”や”はしたない”が勝ってしまい、未だにタブー視されがちですが、そのような考え方ではMake loveにポジティブなイメージを持てない状態になります。
また人によって好みのスタイルや、願望は違うのでそれこそ2人で話し合い「どうすればお互いが性に対してポジティブになれるか?」の妥協点を探すのです。
私は彼と包み隠さずいつも素直に話し合いをします。
「こんなのを一緒に試してみたいね!面白そうだね!記念日はちょっとロマンチックがいいね!」
逆に彼も
「君が嫌じゃなければ、こんなシチュエーションで楽しんでみたいんだ!どう思う?」
と必ず私に伺いを立ててくれます。
これこそまさにコミュニケーションが円滑にいく秘訣で、本来独りよがりでは成り立たないはずなので、何かしら相手に不満を持っているということは、何度も言いますがコミュニケーション不足なのです。

ちなみに私が彼に「私たちがdead bedroomsになったらどうする?」と聞いたら、迷わず「そんなの耐えられない!しっかりと話し合って解決していくよ!」と言っていました(笑)
なんなら、初っ端から
「日本人夫婦はdead bedroomsが一般的らしいけど、子供ができても毎日Make loveしようね」
と、お約束をさせられました(笑)もちろんその日のコンディションによりけりですが、身体の相性や関係性は心の距離感に比例するのです。
合言葉は”いつでもお互い正直に”
私たちの合言葉は”いつでも、どんなときでも正直でいること”です。
パートナーって自分の性癖を唯一知る人なわけですから、思い切って話を切り出してくれたり、想いや考えを伝えてくれた時には寛大な心で受け入れてあげることが重要なんです。
よく日本人男性はAVの見すぎで、欲望がかなり危なっかしいと聞く事があるのですが、自分の欲求だけを満たすのではなく、まずは「相手の為に」とお互いが想うからこそ意義があるのです。
私は昔、嫌な経験をしたことからしばらくの間は性に対して消極的でかなりネガティブでした。
それ以降、日本人男性と恋愛をしたこともMake loveをしたこともありません。
かれこれ5年以上になるのですが、どうしても”男性の一方的な承認欲求を満たす行為”にしか思えなかったところ国際恋愛を機に、このネガティブな考え方やトラウマから脱却し今に至ります。
”大切なことは何でも議論する”重要さをアメリカ人達から学んだことにより、以前よりも恋愛を上手く進められるようになりましたし、より人生のパートナーとして時間を共にするという本当の意味を学んだのでした。
コメント
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